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痺れで悩んでる人必見!腰椎ヘルニアの予防と改善

痺れで悩んでる人必見!腰椎ヘルニアの予防と改善

腰椎椎間板ヘルニアとは

腰椎の背骨と背骨の間には、椎間板というクッションのような役割をする組織があり、椎間板は、髄核と線維輪という2つの層から構成されています。

髄核は、椎間板の中心に存在する、水分が多くゼラチン状の柔らかい組織で、衝撃を吸収する役割をしており
線維輪は、髄核を包むように存在し、椎間板の形を維持する役割をしています。

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板が破裂し、髄核が飛び出した状態です。

椎間板が破裂すると、髄核が脊髄や神経根を圧迫し
痛みやしびれなどの症状を引き起こします。

以下に、腰椎椎間板ヘルニアの症状を詳しく説明します。

⚫︎腰痛
腰椎椎間板ヘルニアの最も一般的な症状は、腰痛で
腰の痛みや鈍痛、重だるさを感じてしまいます。
ヘルニアの程度が軽い場合は、安静にしていると痛みが軽減しますが
ヘルニアの程度が重い場合は、安静にしていても痛みが続くことがあります。

腰の痛みは、歩いたり、立ったり、座ったりしたときに強くなります。
腰を動かすと、痛みが強くなることもあります。

⚫︎坐骨神経痛
腰椎椎間板ヘルニアの特徴的な症状は、坐骨神経痛です。
坐骨神経痛とは、椎間板の髄核が坐骨神経を圧迫することで起こります。
腰から足にかけての痛みやしびれ、麻痺などの症状があらわれ
足の裏や足の指まで達することがあります。

⚫︎足の筋力低下
足の筋力が低下するのは、下肢の神経が圧迫されているためです。

症状がひどい場合は、歩行困難になることもあり
排尿や排便の障害が起こることもあります。

何が原因?

腰椎椎間板ヘルニアの原因は、大きく分けて以下の2つです。

加齢による椎間板の老化

椎間板は、加齢とともに水分が失われ、硬く乾燥していきます。
そのため、椎間板が破裂しやすくなります。
また、腰椎椎間板は、背骨の衝撃を吸収する役割をしていますが
加齢によってその機能が低下し、椎間板に負担がかかりやすくなります。

腰椎椎間板の加齢や損傷は、以下の3つの段階に分けられます。

・初期段階
椎間板の水分が減少し、髄核が硬くなります。
・進行段階
髄核がさらに硬くなり、線維輪が亀裂します。
・末期段階
線維輪が破裂し、髄核が飛び出します。

腰への負担

重いものを持ち上げたり、腰を反ったり、ねじったりするなどの動作によって、椎間板に負担がかかり、破裂する可能性があります。
また、不良姿勢で長時間作業を続けるときなども、腰に負担がかかり
椎間板ヘルニアのリスクを高める事に繋がり
スポーツや交通事故などの外傷によって
椎間板に強い衝撃が加わり破裂する事もあります。

腰に負担のかかる動作は、以下の3つのタイプに分けられます。

・伸展型
腰を反らせる動作によって、椎間板に圧力がかかります。
・屈曲型
腰を曲げる動作によって、椎間板に圧力がかかります。
・回旋型
腰をねじる動作によって、椎間板に圧力がかかります。

ヘルニアのリスクを高める要因としては、以下のようなものが挙げられます。

⚫︎肥満・・・肥満は、腰への負担を増やすため
⚫︎姿勢の悪い生活習慣・・・猫背や反り腰などの悪い姿勢は、腰への負担を増やすため
⚫︎運動不足・・・運動不足は、筋力が低下し、腰への負担を増やすため
⚫︎喫煙・・・喫煙は、血行を悪くし、椎間板の修復を遅らせるため

予防法と改善法

腰椎椎間板ヘルニアの予防法
腰椎椎間板ヘルニアの予防には、以下のことに気をつけましょう。

腰に負担をかけない姿勢を心がける
具体的には、
・立っているときは、背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せて、お尻を軽く突き出す
・座っているときは、背もたれに寄りかかり、腰を丸めない
・歩くときは、背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せる
・重いものを持ち上げるときは、ひざを曲げて、腰を曲げない

適度な運動をする
具体的には、
・ウォーキング
・水泳
・ヨガ など

バランスの良い食事をとる
具体的には、
・カルシウムやビタミンDを多く含む食品をとる
・タンパク質を多く含む食品をとる

十分な睡眠をとる
十分な睡眠をとることで、骨や筋肉の健康を保つことができます。

腰椎椎間板ヘルニアの改善法
腰椎椎間板ヘルニアの改善には、以下のことに気をつけましょう。

・安静にする
腰椎椎間板ヘルニアの初期は、安静にすることで痛みが軽減することがあります。

・痛み止めの薬を飲む
痛み止めの薬を飲むことで、痛みを和らげることができます。

・理学療法を受ける
理学療法では、ストレッチや筋力トレーニングなどを行い、腰の可動域を広げたり
筋肉を強化したりすることで、痛みを改善します。

・手術をする
保存療法で改善が見られない場合は、手術を行うことがあります。
手術では、椎間板を摘出したり、神経を圧迫している部分を切開したりします。

まとめ

日常生活での意識改善を行うだけでも
腰椎椎間板ヘルニアの重症化を防ぐ事ができます。

気になる症状が続いている場合は、お早めに当院までご相談ください。

店舗情報

⚫︎Filament AOYAMA

▼営業時間
9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
〒107-0061
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