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副交感神経が整うと仕事の質が上がる!!
副交感神経とは
副交感神経(Parasympathetic Nervous System)は、自律神経系の一部であり
身体の機能をリラックス状態に調整し、エネルギーの節約や修復プロセスを促進します。
自律神経系は、無意識的に内臓器官や血管、腺などの働きを制御する神経系です。
副交感神経は、主に安静でリラックスした状態で活動し、以下の機能を担っています。
⚫︎心拍数の減少
副交感神経は心臓に影響を与え、心拍数を減少させます。
これにより、心臓がより効率的に働き、安静時にエネルギーを節約できます。
⚫︎血圧の低下
副交感神経の活動により、血管が拡張し、血圧が低下します。
これは心拍数の低下と連動して、全体的な血圧のコントロールに寄与します。
⚫︎消化器官の刺激
副交感神経は消化器官に対して刺激を与え、食事中やリラックス時に消化・吸収を促進します。
これにより、栄養素の取り込みや代謝が効果的に行われます。
⚫︎呼吸の抑制
副交感神経は呼吸を抑制し、リラックスした状態を維持します。
これにより、酸素の消費が低下し、エネルギーの節約が図られます。
⚫︎瞳孔の収縮
副交感神経は瞳孔を収縮させます。これにより、視力が近くの対象に適している状態が維持されます。
⚫︎骨盤臓器の活動
副交感神経は骨盤臓器(膀胱や性器など)の活動を調整し、排尿や排便を促進します。
副交感神経は「休息と消化の神経」とも呼ばれ、身体がリラックスし、エネルギーの保存や修復プロセスが進行する状態をサポートします。
副交感神経と対照的なのが交感神経であり、これは「戦闘または逃走の神経」とも呼ばれ、活動的な状態でのエネルギー放出を担当します。
両者のバランスが重要で、適切な状況での切り替えが身体の健康を維持するのに寄与しています。
なぜ自律神経が乱れるのか
自律神経が乱れる原因は複雑で多岐にわたりますので
以下に、自律神経が乱れる主な要因を詳しく説明します。
(1)ストレス
恐怖、不安、仕事や学業のプレッシャーなどの精神的なストレスは、交感神経を刺激しやすくし、副交感神経とのバランスが崩れることがあります。
(2)生活習慣の乱れ
不規則な食事、不十分な睡眠、運動不足などが、自律神経の調整機能に悪影響を与えることがあります。
(3)過度の刺激
過度なカフェイン摂取、アルコールの飲み過ぎ、視聴覚刺激の過多などが、自律神経の乱れを引き起こす可能性があります。
(4)疾患や病気
神経系の疾患や内分泌系の問題、心血管疾患、糖尿病などが、自律神経の正常な機能に影響を与えることがあります。
(5)ホルモンの変化
ホルモンのバランスが崩れると、女性の月経周期や妊娠、更年期などが原因で自律神経が乱れることがあります。
(6)遺伝的な要因
遺伝的な傾向により、個人の自律神経のバランスが崩れやすくなることがあります。
(7)慢性的な痛みや炎症
慢性的な痛みや炎症が存在する場合、これが神経系に影響を与えて自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
(8)心身のトラウマ
過去の心身のトラウマや精神的なショックが、自律神経の調整機能に長期的な影響を与えることがあります。
これらの要因が個々に影響し、相互に絡み合って自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
症状は様々で、頻繁な頭痛、めまい、不眠症、消化器系のトラブルなどが挙げられます。
自律神経のバランスを整えるためには、生活習慣の見直しや適切な医療アプローチが必要です。
副交感神経を整える方法
副交感神経を整える方法は、日常の生活習慣や行動を工夫してリラックス効果を促進することが含まれます。
〈深呼吸や腹式呼吸〉
深くゆっくりとした呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス効果をもたらします。
腹式呼吸を行い、吸うときにお腹が膨らむような意識的な呼吸を心がけましょう。
数分間これを行うことで効果的です。
〈瞑想やマインドフルネス〉
瞑想やマインドフルネス瞑想は、注意を集中させ、心を静めることで副交感神経を活性化させます。
日常的に瞑想を取り入れ、集中的に呼吸に注意を払うことが役立ちます。
〈自然と触れ合う〉
自然の中で散歩をすることや、緑の多い場所でくつろぐことは副交感神経を刺激します。
木々の緑や自然の音に癒される時間を持つと良いでしょう。
〈温熱療法〉
ぬるめの温水浴や温熱パッドの使用は筋肉を緩め、副交感神経を活性化させます。
特に入浴前にリラックスできる時間を設けると効果的です。
〈良質な睡眠〉
十分な睡眠は副交感神経の活性化に不可欠です。
規則正しい睡眠習慣を作り、寝室の環境を整えて快適な睡眠を心がけましょう。
〈リラックス効果のある活動〉
ヨガ、タイ・チー、プログレッシブ・マッスル・リラクセーション(PMR)などのリラックス効果がある活動を取り入れることが役立ちます。
これらの活動は体と心を同時にリラックスさせます。
〈マッサージやアロマセラピー〉
マッサージやアロマセラピーは身体的なリラックスをもたらし、副交感神経を活性化させます。
特にストレスのたまった部位を重点的にケアすることが効果的です。
これらの方法を組み合わせて取り入れ、日常的に継続することで副交感神経の活性化を促進し、心身のバランスを整えることができます。
まとめ
自律神経の乱れは睡眠の質や仕事のパフォーマンスにも大きく影響しますので
少しでも思い当たる症状がある方は、1度Filamentまでご相談ください。
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