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眼精疲労の解消法3選!デスクでできる簡単ストレッチ

眼精疲労の解消法3選!デスクでできる簡単ストレッチ

眼精疲労とは

眼に疲れを感じることを主に眼精疲労と言います。 
眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、
休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。
眼精疲労は、何かしら自分でのケアや、仕事や環境が変わるといった生活の変化がない限り、なかなか自然には治りません。
不快な症状がいつまでも続き、その症状がさらに状態を悪化させることもあります。

さらに、背後に目や体の病気が隠れている可能性も考えられます。
「眼精疲労」は、簡単に治ることもありますが、長期間問題を起こすこともある症状です。
この症状の治療は慢性化し長期化するケースが多く、完全に治すためには数ヶ月~1年以上かかることも多いです。
ストレスが原因で自律神経のバランスが悪くなり症状がでてくるタイプと、ストレスをからだの一部に転換してしまうタイプもあります。
目に転換するタイプには、 眼瞼痙攣 、眼精疲労、チック、心因性夜盲、心因性斜視、心因性視覚障害などがあります。

疲労がピークの時に現れる睡眠に関する不調
眠れない、起きられない、いつも眠いといった睡眠障害が起きる
うまく睡眠がとれないことで、日中も眠いことが増える
どれだけ寝ても眠気が解消されないなど眼精疲労からくる症状は様々です。

眼精疲労の原因

目の使い過ぎによって、目だけでなく全身に疲れを感じる状態を眼精疲労と呼びます。
テレビ、パソコン、スマートフォンなどの画面を長時間見たり、メガネやコンタクトの不具合で目に負担がかかることなどで起こりますが、精神的なストレスも原因になっている場合があります。

眼球の表面が乾燥するドライアイや、緑内障、白内障など目の病気が眼精疲労の原因になっている場合もあります。
目とは関係ない体の病気である脳神経疾患、高血圧、低血圧、糖尿病、自律神経失調症、更年期障害、風邪やインフルエンザなどでも眼精疲労の症状が出ることがあります。

眼精疲労になったらどうする?

◯まばたきを意識し、休憩をとる
眼を休めることが一番です。 
眼のまわりの筋肉をほぐす動きやストレッチをすることで、疲れ眼の改善やリフレッシュにつながります。
『目を休める方法』
1.蒸しタオルやホットアイマスクで眼をリフレッシュ 。
2.疲れ眼をほぐす眼の体操 。
3.眼のツボマッサージ 。
4.眼に良い食事を心がける。
5.遠くを見てみる。
6.ビタミンBやEなど、目のはたらきを維持するのに欠かせない栄養素を積極的に摂る。
7.目が乾くときはコンタクトレンズをやめてメガネをかけるようにする。
8.作業環境を見直し、目を疲れさせないように改善する。

目のまわりの筋肉をほぐすと目もとのむくみがとれ、目もパッチリします。

◯目をスッキリさせるマッサージ法
1.眉毛の下にあるくぼみを、親指で外側へ10回ほど押す。
2.鼻の付け根を、親指と人差し指でつまむように上へ4回ほど押す。
3.こめかみを人差し指でやさしく10回ほど押し回す。
4.下まぶたから指1本分下を人差し指でやさしく10回ほど押し回す。
疲れ目は冷やす 温める どっち?
寝不足や結膜炎によって引き起こされる目の充血。 目の中の血管が膨張することによって生じます。
炎症や充血をおこしている目を温めるのは逆効果です。 こうした場合は冷やした方が効果的です。

◯目の疲労回復トレーニングは?
目から30cmほど離れた位置に人差し指を出し、それを何となく眺めます。 指を徐々に目に近付けていくと、
段々寄り目になってきます。 ピントが合わなくなる位置まで指を近付けたら、指をまた離します。 
これを1セットで10回ほど繰り返すと、眼精疲労に役立ちます。

まとめ


眼精疲労を放っておくと肩こり以外にも、頭痛、吐き気、胃痛、イライラ、集中力の低下、
さらに全身の倦怠感や軽いうつ状態などの深刻な症状に発展する場合もあります。 
一見、関係ないように思えても、実は眼精疲労の症状だということも少なくありません。
常に目が疲れているように感じる方や、頭のだるさ、スッキリしない感じに心当たりがある方は
まずは自分が眼精疲労が強く出ているのではないかということを自覚し、早急に手を打てるよう
準備しておきましょう。

慢性的な疲労は、思考能力や注意力の低下、行動量の低下、眼のかすみ、頭痛、肩こり、腰痛などの症状を引き起こします。
疲労を感じたときは、早めに十分な休息や睡眠をとることが大切です。
十分な休息をとっても疲労が回復しない、全身のだるさや倦怠感が長く続くときは、その背景に何らかの病気がある可能性があります。
慢性的に目を酷使している人は、一刻も早く対策をとりましょう。
普段の生活から疲れを感じにくくするためにも日々のケアなども気をつけて、眼精疲労と無縁の身体を作っていきましょう。