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息切れや呼吸が荒いのはどうして?心もリフレッシュ!改善ストレッチと呼吸法

息切れや呼吸が荒いのはどうして?心もリフレッシュ!改善ストレッチと呼吸法

息切れとは

息切れとは呼吸をするのに努力を必要としたり、不快感を自覚することです。 
原因は血液中の酸素量が不足すると肺や筋肉、血管が察知し、信号を脳に送り、脳からもっと呼吸をするように指令が出され
その結果、呼吸量が増えて息切れを感じてしまいます。

「息切れ」には色々な言い方がありますが
「呼吸がしづらい」「息が詰まる感じ」「空気を吸い込めない感じ」
などと表現されることが多く、医学用語ではこれらの症状をまとめて「呼吸困難」と呼んでいます。

「呼吸困難」は、客観的に表現するのが容易ではなく
「胸がドキドキする」「息が切れる」「胸が締めつけられる感じがする」
「胸が痛い」「だるい」など人によってその表現の仕方が様々です。

肺炎や気管支炎、心不全あるいは精神的なストレスなど
実に様々な病気が原因となっている場合もあるため
続くようであれば検査したほうが良いです。

また、突然に起こるもの(急性発症)
知らない間にゆっくりと起こるもの(慢性発症)
体を休めているときに起こるもの(安静時呼吸困難)
運動した時に起こるもの(労作時呼吸困難)によって
病気の診断の大きな手がかりとなることもあります。

症状

●呼吸困難をきたす主な呼吸器疾患

多くの呼吸器疾患が、呼吸困難の原因となります。
緊急性を伴った初期治療が必要な基礎疾患や病態には
喉頭浮腫(気管の入り口の部位が炎症、外傷)
(アレルギー反応などによって腫れ空気の流入を妨げる状態)
気管支喘息発作、肺血栓塞栓症や自然気胸などがあります。

・気管支喘息
気管支が収縮して発作的な呼吸困難などの症状を引き起こす病気です。
呼吸困難,胸部圧迫感,咳嗽,および喘鳴(ゼイゼイやヒュヒューという音)などの症状があります。

喘息発作に対する治療に加えて
発作を起こさないように継続する治療(維持治療)が必要となります。

・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
数年かけて発現する湿性咳嗽および呼吸困難が典型的ですが
気道感染等をきっかけに悪化するとCOPD急性増悪と呼ばれます。

・市中肺炎
通常、胸部X線の異常所見と発熱など
炎症反応を示唆する臨床症状に基づいて診断しますが
呼吸困難を訴えることもあります。

●呼吸困難を来たすその他の病気

・心不全
一般に、左室不全では息切れや疲労が生じ
右室不全では全身のむくみが生じるとされています。

・狭心症または冠動脈疾患
症状の主体は、胸痛と考えられていますが
しばしば呼吸困難などの非定型的な症状を示すことが知られています。

その他にも、様々な病気が呼吸困難を起こすことがあります。

・貧血または慢性出血(特に消化管出血)
労作時呼吸困難の症状が多く
血液の中の酸素を運搬するヘモグロビンの減少が原因。

・神経筋疾患
筋萎縮性側索硬化症やデュシェンヌ型筋ジストロフィーでは
横隔膜や肋間筋などの呼吸筋に病変がおよび呼吸困難を起こすことがあります。

・過換気症候群
精神神経系疾患のひとつと考えられていますが
不安に関連した呼吸困難および頻呼吸であり、しばしば全身症状を伴います。

●息切れスケール
Grade0:息切れを感じない
Grade1:強い労作で息切れを感じる
Grade2:平地を急ぎ足で移動する
または緩やかな坂を歩いて登るときに息切れを感じる
Grade3:平地歩行でも同年齢の人よりも歩くのが遅い
または自分のペースで平地歩行していても息継ぎのため休む
Grade4:約100ヤード(91.4m)歩行したあと息継ぎのため休む
または数分間、平地歩行したあと息継ぎのため休む
Grade5:息切れがひどくて外出できない
または衣服の着脱でも息切れがする

Grade2から病院での受診を勧める目安となります。

改善方法

●改善方法
息切れを緩和させることが期待できる呼吸方法として
「口すぼめ呼吸」が挙げられます。

口を閉じて鼻から息を吸い、口を細めて、ゆっくりと細く息を吐く呼吸法で、本来は労作時に行う呼吸ですが、まず安静時から始め慣れてきたら歩行など動作と合わせて行ってみる。

●予防、ケア
息切れの中には予防できない病気もあり
肺の病気や心臓の病気の一部は、タバコを吸うことにより起きやすくなる病気もあります。
自身のために禁煙することはもちろん
副流煙で周りの人へも影響があることに留意しましよう。

息切れが出ているときは病院で原因を明らかにすることはもちろん
日常生活でも以下の点に気を付けましょう。

・インフルエンザなど予防できる病気は予防接種をきちんと受ける
・風邪がはやる時期はマスクや手洗いなどで感染を防ぐ
・生活ではゆったりとしたスケジュールを心がける
・平地歩行やスクワットなど下肢を鍛える運動を毎日少しずつ続ける

まとめ

息切れそのものは病気ではありません。
しかし、病気の手がかりになる可能性のある症状のため
続くようであれば病院で検査するのが望ましいです。

上記に記した通り、単に息切れと言っても多くの種類があります。
自分の今の息切れがどういった種類なのかを冷静に考え
的確にお医者様にお伝えすることが解決策につながります。

息切れが続く場合は、まずは冷静になって口すぼめ呼吸法で呼吸を整えてください。
そして、必ず病院で診断を受けてください。

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