首の痛み

首こりは実はやばい!?放っておくと危ない。首こりに効くストレッチ3選

首こりは実はやばい!?放っておくと危ない。首こりに効くストレッチ3選

首こりの原因は何?

首こりの原因で多いのは、スマートフォンやパソコンの操作をする姿勢です。
スマートフォンを操作するときは下を向いたり、パソコンを操作するときは頭を前に出したりしていませんか?
その姿勢が首こりの原因です。頭はだいたい4~6kgあります。
ボーリングの球を想像してもらえるとイメージがつきやすいかと思います。

そんな頭は首の筋肉や背中の筋肉で支えています。それが、下を向いたり頭を前に出していたりすると、首の筋肉や背中の筋肉に負担がかかり、首こりや肩こりを引き起こしてしまいます。
頭が前に出ると猫背やストレートネックになり、姿勢不良によって首こりが引き起こされることが多いです。また、重たいものをよく持つ人も前側の筋肉をよく使うため、筋肉のつながりで猫背や首こりが起こりやすいですし、反対に背中側に重たい荷物やリュックを持つ人もバランスを取るために頭が前に出てしまいます。
そのように日常のところどころに首こりを引き起こす原因が散りばめられています。

放っておくと危ない首こり

ずっと首こりのある状態が皆さんは普通になっていないでしょうか?


01.首こりによる脳への影響

首こりの状態が慢性的に続いてしまうと、首周りの筋肉が硬くなることにより、脳や目に流れる血流が低下してしまい、頭がぼーっとして考える力が落ちたり、眼精疲労が溜まってしまいます。
首の骨が歪むと血流低下や神経圧迫を引き起こします。神経を圧迫すると、めまい・頭痛を引き起こし、身体が異常を検知して筋肉がずっと力が入りっぱなしになり身体の疲れが溜まりやすくなったり、痛みが出たりします。ひどいと痺れたりも…。


02.首こりによる自律神経への影響

筋肉に力が入りっぱなしになると、自律神経という身体のオンとオフを切り替えてくれている神経がずっとオンのままになってしまい、夜も眠りが浅くなったり、寝起きもスッキリしなかったりもします。首というのは脳と身体を繋いでいる場所なので、首が悪くなると首以外にも腕や手に症状が出てきたりもします。


03.首こりによる姿勢への影響

首こりの原因の姿勢不良についても触れていきます。
猫背は肩が前に出て肩甲骨が背中にペタッと張り付いた状態を言います。
背中の筋肉が引き伸ばされて硬くなり、胸などの前側の筋肉は縮んで硬くなります。そうなると胸が広がりにくくなり、酸素が入りにくくなります。酸素が入らないと、それも疲れが溜まりやすくなる原因にもなりますし、自律神経が乱れる原因にもなります。さらに背中や二の腕にお肉がつきやすくもなるし鎖骨が埋まってしまいデコルテも見えにくくなります。

ストレートネックは誤嚥性肺炎という、飲み込む場所を間違えてかかる肺炎の原因にもなります。これは日本の死因の第3位です。高齢者になり飲み込む力が弱くなるとこのような疾患が起こってくることも考えられます。そのほかにも首がストレートネックになることにより、めまいや耳鳴りも引き起こされます。首の骨の間にはそれぞれ神経が出ていて、その神経に沿って症状が出てきますので、全て歪みをとってあげないといけません。


まだまだ先のことだと思っていてはダメですよ!!
なぜなら、今もこれからも社会ではインターネットはもっともっと便利なものになっていきます。その中でパソコンやスマートフォンはより必需品になってきますし、触る時間も長くなっていくのではないでしょうか?
このまま何もしないでストレートネックや猫背になってしまう前の、なりかけている今こそ予防するチャンスだと思います。もしなってしまっていたらそこから治すのは大変ですが予防するならもっと簡単です。
では、そんな予防ができる首こりに効くストレッチをお伝えします。

首こりに効くストレッチ3選

首こりの原因筋は、後頭下筋という頭の付け根の筋肉や頚部多裂筋という首の骨に付着している頭を支えてくれている筋肉です。
それを緩めるにはこちら↓


首こりのほかにも猫背も気になるし鎖骨も出したい方はこちら↓


ストレッチが続くか不安なあなたはこちら↓


ストレッチをすれば今のお身体の状態がより改善しますし、今後の予防にもなります。毎日少しずつでも良いので日常に取り入れてみてはいかがでしょうか?
私のおすすめはお風呂上がりや寝る前がとてもリラックスできて良いと思います

まとめ

首こりの原因は普段の姿勢や猫背やストレートネックによる姿勢不良によるものが多いです。首こりが起こると、脳への血流低下や目への血流低下を引き起こしめまいや頭痛、集中力の低下などの悪影響が出てきます。そのほかにも、自律神経が乱れ体が疲れやすかったり、疲れが取れにくかったり、ひどいと痛みや痺れが出てきたりもします。そんな状態になる前に自分の状態が気になる方は、一度お近くの整体院や接骨院、整形外科を訪ねたり、セルフケアを頑張ってみてください。