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捻挫の時にやってはいけない事とその原因

捻挫の時にやってはいけない事とその原因

捻挫の状態はこうです

捻挫とは、関節を構成する靭帯が損傷するケガの事です。
靭帯は、骨と骨をつなぎ、関節の安定性を保つ役割をしています。

捻挫は、関節を無理に動かしたり、過度にねじったりすることが原因で
スポーツや転倒などの際に起こりやすいです。

捻挫の程度は、軽度から重度まで3段階に分けられます。

①軽度
靭帯が部分的に損傷し、腫れや痛みなどの症状が現れます。

②中等度
靭帯が部分的に断裂し、腫れや痛み、関節の不安定などの症状が現れます。

③重度
靭帯が完全に断裂し、腫れや痛み、関節の不安定、関節の脱臼などの症状が現れます。

捻挫の症状としては以下のとおりです。

・痛み
捻挫の最も特徴的な症状です。
痛みは、軽度の場合は鈍痛ですが、重度の場合は激痛になることもあります。

・腫れ
関節周囲が腫れることがあります。

・内出血
関節周囲に内出血が起こることがあります。

・関節の不安定
関節がぐらぐらすることがあります。

・関節の脱臼
重度の場合は、関節が脱臼することがあります。

捻挫の治療は、程度によって異なります。

⚫︎軽度
安静、冷却、圧迫、挙上を行うことで、自然に治癒します。

⚫︎中等度
安静、冷却、圧迫、挙上に加えて、装具やテーピングなどで関節を固定します。

⚫︎重度
手術で靭帯を縫合することがあります。

▼捻挫を予防するためには、以下のことに気をつけましょう。

・ウォーミングアップをしっかり行う
関節の可動域を広げ、関節を保護します。

・無理な動きをしない
関節が痛む場合は、無理に動かさないようにしましょう。

・適切なシューズを履く
足をしっかりサポートするシューズを履くことで
関節への負担を軽減することができます。

捻挫の時のNGな対処法

もし捻挫をしてしまった時に、以下の事は行わないでください。

⚫︎無理に動かす
捻挫した関節を無理に動かすと、靭帯の損傷が悪化する可能性があります。

⚫︎マッサージをする
捻挫した関節をマッサージすると、炎症が悪化する可能性があります。

⚫︎温める
捻挫した関節を温めると、炎症が悪化する可能性があります。

⚫︎湿布や塗り薬を頻繁に使う
湿布や塗り薬を頻繁に使うことで、患部が乾燥して、治りが遅くなる可能性があります。

⚫︎運動を続ける
捻挫をした関節を運動を続けることで、靭帯の損傷が悪化する可能性があります。

捻挫したらやってほしい事

自分でできる処置方法としては

⚫︎安静にする
捻挫した関節を安静にすることで、炎症を抑え、治りを早めることができます。

⚫︎冷やす
アイスパックや冷蔵庫の保冷剤などで、患部を冷やすことで
炎症を抑え、腫れや痛みを軽減することができます。

⚫︎圧迫する
包帯やガーゼなどで、患部を圧迫することで
出血を抑え、腫れや痛みを軽減することができます。

⚫︎挙上する
患部を心臓より高い位置に保つことで
血液の循環を促進し、腫れや痛みを軽減することができます。

捻挫の程度が軽度の場合は
安静、冷却、圧迫、挙上のRICE処置を行うことで、自然に治癒します。
しかし、中等度以上の捻挫の場合は
医療機関を受診して、適切な治療を受ける必要があります。

捻挫後は、安静を保ち、炎症が治まるまで、無理な運動を避けることが大切です。

炎症が治まったら、徐々にストレッチや運動を開始して
関節の可動域を回復させ、筋肉を強化していきます。

捻挫後に行うと良いストレッチや運動は、以下のとおりです。

アイシング
アイスパックや冷蔵庫の保冷剤などで、患部を冷やしながら
関節をゆっくりと動かすストレッチを行います。

ウォーミングアップ
関節を温めてから、軽い運動を行うことで
筋肉をほぐし、関節の可動域を広げることができます。

静的ストレッチ
関節を一定の角度で伸ばして、保持するストレッチを行います。

動的ストレッチ
関節をゆっくりと動かしながら、ストレッチを行うことで
関節の可動域を広げることができます。

筋力トレーニング
関節を支える筋肉を強化することで、捻挫の再発を予防することができます。

無理をせず、自分のペースでストレッチや運動を進めていきましょう。

まとめ

捻挫は、早期の適切な治療とケアによって、早期に回復することができます。

以下に、捻挫後に行うと良いストレッチの例をご紹介します。

足首のストレッチ
(1)足を伸ばした状態で、かかとを床から浮かします。
(2)かかとを床に下ろすように、足首をゆっくりと動かします。
(3)痛みを感じない範囲で、10秒ほど保持します。

ひざのストレッチ
(1)椅子に座り、かかとを床につけた状態で、ひざを曲げます。
(2)ひざを伸ばすように、足首をゆっくりと動かします。
(3)痛みを感じない範囲で、10秒ほど保持します。

肩のストレッチ
(1)両手を頭の後ろに回し、指先を絡ませます。
(2)肩を回すように、ゆっくりと腕を伸ばします。
(3)痛みを感じない範囲で、10秒ほど保持します。

捻挫の程度や回復具合によって、適切なストレッチや運動が異なります。
ご不安な場合は、いつでもご相談ください。

店舗情報

⚫︎Filament AOYAMA

▼営業時間
9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
〒107-0061
東京都港区北青山2丁目12-33 青山テラス 1F ACN
03-6434-7239

⚫︎Filament EBISU

▼営業時間
9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1丁目5-2 恵比寿 JEBL5階
03-5724-3369

⚫︎Filament TORANOMON

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9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
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東京都港区虎ノ門3丁目22-14 エミタス虎ノ門ビル1102
03-5422-1077

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 ▼営業時間
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〒530-0001
大阪府大阪市北区梅田2丁目2−2 ヒルトンプラザウエスト305
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⚫︎Filament SHINOSAKA

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9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
〒533-0033
大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目19-9 UKI SMILEビル 6階
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9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
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