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冷え性 改善3選!

冷え性 改善3選!

体温を保つ仕組み


人は気温が変化しても一定の体温に保とうとする「恒温動物」です。

私たちのからだは血液の流れる量を変化させたり、汗をかいたりすることで、体温を一定に保つよう調節されています。

人間は皮膚から「寒さ・暑さ」を感じます。
その情報が脳の自律神経の中枢「視床下部」に伝えられ
ここから体温を一定に保つよう指令が出されます。

血管を縮めて血液をあまり流さないようにすることで
皮膚表面の温度を低く保ち、体内の熱を外に逃がしにくくします。

例えば寒いと自然に体が震えますが、
これは筋肉をふるわせて体温を上げようとする反応です。
逆に、暑くて体温が上がりそうなときには
血管を広げてたくさんの血液を流し、皮膚の表面温度を上げて熱を出したり、汗をかいて熱を逃がしたりするように調整されています。

冷え性の原因


外気温によって冷やされる程度ではなく、手と足の先端がかなり温まりにくく、慢性的に冷えているような感覚があるときに冷え症と呼びます。

冷えは年中起こる可能性がある不調の代表格です。

エアコンからの冷たい風や薄着、食生活などのライフスタイルが原因で
冷えを感じる方が増えています。
また、自覚症状がある方からない方まで、感覚もさまざまで
全身が冷えるタイプやカラダの一部が冷えるタイプなど
冷える部位も人によって異なります。

近年、年齢や性別を問わず問題となっているのが「低体温化」です。

平熱が下がってくるとカラダがより冷えやすくなり
体調にも少なからず影響をもたらします。

冷え症は本来働くべき体温調節機能がうまく機能していない状態です。

⚫︎自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより
体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。
また、常に室内の空調が効いていると
室内外の温度差が激しくなるため、自律神経の機能が乱れます。

こうして、夏でも冷え症になるのです。

⚫︎皮膚感覚の乱れ
きつい下着や靴などでからだを締めつけたりすると血行が滞り
「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺することがあります。

そのため、体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。

⚫︎血液循環の悪化
貧血、低血圧や血管系などの疾患がある人は、血流が滞りがちになります。

⚫︎筋肉の量が少ない
女性は男性に比べて筋肉が少ないため
筋肉運動による発熱や血流量が少ないことも
女性に冷え症が多い原因の一つと考えられています。

また、女性だけではなく運動不足の人も
総じて筋肉量が少ないため冷えやすくなります。

⚫︎女性ホルモンの乱れ
ストレスが多かったり更年期になったりすると
女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ
血行の悪化などを促進することがあります。

慢性的な冷えが続くと、免疫力が下がって風邪をひきやすくなったり
肌あれやむくみを引き起こしたり
月経トラブルや便秘などのお腹のトラブルに悩まされたりすることもあります。

改善


冷える部位や体質によって改善方法は変わってきますので
まずはご自身の「冷えタイプ」を見つけましょう!

⚫︎ほてりも下半身の冷えもある「のぼせ冷え
上半身は汗をかきやすかったり、ほてったりするのに、下半身は冷えている。

これは更年期や自律神経の乱れが原因のひとつとして考えられます。
溜まったストレスの解消を心がけ、リラックスできる時間を作りましょう。

⚫︎手足のみが冷える「末端冷え性
カラダの栄養のもととなる「血」が不足していたり
巡りが悪くなっていたりするタイプ。

気温が下がってくると、手足が冷たくなる傾向があります。
日頃からカラダを温める習慣を意識したり、軽めの運動を取り入れましょう。

⚫︎全身が冷える「エネルギー不足
カラダを温める「気」が不足している可能性あり。

もしかしたら胃腸が弱っているかもしれません。
そんな方は特にタンパク質やミネラルが豊富な食事をしっかりと食べ
栄養補給を心がけましょう。
また過度なダイエットは気を消耗するので控えましょう。

予防とまとめ


冷えを予防するには、からだを内側から温め、血行をよくし
自律神経をきちんと機能させておくことも大切です。

(1)からだを温め、血行をよくする食事をとる

からだを冷やすような冷菓や栄養バランスの偏りがちな
インスタント食品などの食べ物は控え
ビタミンE、C、B1、パントテン酸、良質のタンパク質などを積極的にとりましょう。

【ビタミンE】 末梢の血管を拡張させて血行を良くし、女性ホルモンの分泌を調整
ウナギ、アーモンド、落花生、卵黄など
【ビタミンC】貧血予防になる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持
かんきつ類、緑黄色野菜など
【ビタミンB1】代謝を促進し、からだを動かすエネルギーを産生する
豚肉、大豆、卵など
【パントテン酸】代謝を促進し、自律神経を活性化させる
レバー、大豆など
【良質のタンパク質】熱エネルギーとなり、神経機能を保持する
大豆製品、魚など

(2)生活習慣を改善する

⚫︎入浴の仕方を変えましょう!
・熱めの風呂にさっと入るのではなく
38~40度くらいのぬるめの湯にゆっくりつかる方が
からだの中からじっくりと温ま流ので足首から下の部分浴も効果的です。
⚫︎頭寒足熱を心がけましょう!
下半身を厚着にし、上半身は首周り以外、比較的薄着を心がけ
暖房もエアコンより下半身が温まる床暖房やコタツの方が理想的です。
⚫︎無理なダイエットをしないようにしましょう!
⚫︎血液の循環を悪くするたばこは控えましょう!
⚫︎規則正しい生活をし、十分な睡眠をとりストレスをためないようにしましょう!
⚫︎血液の流れをよくするため、からだを締めつけない衣服や靴にしましょう!

(3)筋肉量をアップさせる
・1日30分以上のウォーキング
・脚には一般的に全身の約7割の筋肉が集中しているので、特に下半身を動かす
ストレッチやスクワット運動などの筋肉トレーニングなどは効果的です。

適度な運動は筋肉量アップとともに
自律神経の機能を高める効果があるので、習慣にしましょう!

店舗情報

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▼営業時間
9:00~21:00(年中無休:年末年始を除く)
〒107-0061
東京都港区北青山2丁目12-33 青山テラス 1F ACN
03-6434-7239

⚫︎Filament EBISU

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