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カイホロードシスの改善法と有効なストレッチ

カイホロードシスの改善法と有効なストレッチ

カイホロードシスとは?

カイホロードシス」は、立っているときに胸椎と腰椎の曲がりが強すぎる姿勢です。

理想的な姿勢では、胸椎は後ろに湾曲し、腰椎は前に湾曲して、S字カーブを描きます。
しかし、カイホロードシスの場合には、胸椎が過度に後ろに湾曲して、腰椎が過度に前に湾曲します。

カイホロードシスの原因は、主に以下の3つが挙げられます。

⚫︎長時間同じ姿勢を続けること
長時間同じ姿勢を続けると、筋肉が緊張して硬くなり、背骨の曲がりが失われることがあります。
特に、デスクワークや長時間の運転などで、同じ姿勢を続けることが多い人は、カイホロードシスになるリスクが高くなります。

⚫︎運動不足
運動不足で筋力が低下すると、背骨を支える力も弱くなり、曲がりが失われやすくなります。
また、運動不足は、骨盤の歪みにもつながり、カイホロードシスの原因となることがあります。

⚫︎骨盤の歪み
骨盤が歪んでいると、背骨のバランスが崩れて、曲がりが失われやすくなります。
骨盤の歪みは、長時間同じ姿勢を続けることや、運動不足、肥満などが原因で起こることがあります。

カイホロードシスの症状としては、以下のようなものが挙げられます。

腰痛
背骨のカーブが失われることで、腰にかかる負担が大きくなり、腰痛を引き起こしやすくなります。

肩こり
背骨の曲がりが失われることで、肩甲骨周りの筋肉が緊張し、肩こりを引き起こしやすくなります。

頭痛
背骨の曲がりが失われることで、頭部への血流が悪くなり、頭痛を引き起こしやすくなります。

椎間板ヘルニア
背骨のカーブが失われることで、椎間板の圧迫が強くなり、椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。

カイホロードシスの改善方法

カイホロードシスの改善方法は、大きく分けて以下の4つが挙げられます。

姿勢の改善
カイホロードシスの改善には、まず正しい姿勢を身につけることが大切です。
正しい姿勢とは、以下のとおりです。

(1)背筋を伸ばし、胸を張る
(2)頭を下げず、目線を前に向ける
(3)肩甲骨を寄せ、力を抜く
(4)お尻を突き出しすぎないようにする
壁に背中をつけて立って、壁と背中の間に手のひら1枚分程度の隙間があれば、正常な姿勢と言えます。
もし、隙間がない場合は、カイホロードシスの可能性があります。

正しい姿勢を身につけるためには、以下の点に注意するとよいでしょう。

・椅子に座るときは、背もたれに浅く腰掛け、背筋を伸ばす
・立ち上がるときは、背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと立ち上がる
・歩くときは、胸を張り、背筋を伸ばす
・階段を上がるときや下りるときは、背筋を伸ばし、ゆっくりと動く

また、鏡の前で姿勢をチェックしたり、家族や友人にチェックしてもらったりして、正しい姿勢を意識しましょう。

筋力トレーニング
カイホロードシスを改善するためには、背骨を支える筋力を鍛えることも大切です。
特に、以下の筋肉を鍛えると効果的です。

・腹筋
・背筋
・大臀筋
・股関節周りの筋肉

腹筋や背筋を鍛えることで、背骨を正しい位置に保つ力が高まります。
大臀筋や股関節周りの筋肉を鍛えることで、骨盤の歪みを整えることができます。

筋力トレーニングを行うときは、無理のない範囲で行うようにし、正しいフォームで行うことが大切です。

骨盤矯正
カイホロードシスの原因の1つに、骨盤の歪みが挙げられます。
骨盤が歪んでいると、背骨のバランスが崩れ、カイホロードシスを引き起こしやすくなります。

骨盤矯正を行うことで、骨盤の歪みを整え、背骨のバランスを改善することができます。

有効なストレッチをご紹介

カイホロードシスを改善するためには、筋肉を柔軟にすることが大切です。
特に、以下の筋肉をストレッチすると効果的です。

胸の筋肉
ウォールチェストスレッチ

(1)壁に向かって立ちます。
(2)右手を壁に肩の高さで伸ばし、肘を微妙に曲げます。
(3)胸が開くように右足を前に出し、体を壁に向かって軽く回します。
(4)筋肉を感じるまでキープし、10~30秒間キープした後、反対の側も同様に行いま

肩甲骨周りの筋肉
肩甲骨の円運動

(1)座っているか立っている状態で、腕を伸ばして両手を前に出します。
(2)肩甲骨を円を描くように後ろに回し、上、前、下、後ろと続けます。
(3)反時計回りと時計回りの両方で行います。

腰の筋肉
カットソーン・キャメル

(1)ひざと手を床につけた四つんばいの姿勢から、手首と肩が同じ直線になるように手を前に進めます。
(2)腰をゆっくりと曲げ、お尻をかかとに近づけます。
(3)この状態をキープし、腰のストレッチを感じながら10~30秒間保ちます。

胸の筋肉や肩甲骨周りの筋肉が硬いと、背中が丸くなりやすくなりますし、腰の筋肉が硬いと、腰が反りやすくなります。

ストレッチを行うときは、ゆっくりと丁寧に行うようにしましょう。
また、痛みを感じたらすぐにやめてください。

まとめ

背中の痛みを放置してしまうと、いくつかの危険性が考えられます。

カイホロードシスを改善するには、継続的な努力が必要です。
正しい姿勢を身につけることで、腰痛や肩こりなどの痛みから解放され、健康的な生活を送ることができます。

Filamentでは姿勢のチェックはもちろん、改善や骨盤矯正も行なっておりますので、ぜひご相談ください!!

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