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内臓下垂とは?体に及ぼす影響と改善方法

内臓下垂とは?体に及ぼす影響と改善方法

内臓下垂ってどんな状態?

内臓下垂とは、胃や腸などの内臓が本来あるべき位置から下がってしまう状態です。
内臓を支える腹筋や靭帯が弱くなることで、内臓が下垂しやすくなります。

内臓下垂には、以下の3つのタイプがあります。

胃下垂:胃が下垂するタイプです。
胃が下垂すると、胃の動きが悪くなり、消化不良や胃もたれなどの症状が現れることがあります。

腸下垂:腸が下垂するタイプです。
腸が下垂すると、便秘や下痢などの症状が現れることがあります。

骨盤臓器脱:子宮や膀胱、直腸などの骨盤内の臓器が下垂するタイプです。
骨盤臓器脱は女性に多く、尿漏れや便漏れなどの症状が現れることがあります。

内臓下垂の症状は、内臓の下垂の程度や部位によって異なります。

胃下垂:胃もたれ、消化不良、食欲不振、胸焼け、吐き気、嘔吐などの症状
腸下垂:便秘、下痢、腹痛、腸閉塞などの症状
骨盤臓器脱:尿漏れ、便漏れ、腰痛、下腹部膨満感などの症状

内臓下垂の診断は、問診や身体検査、画像検査などで行われます。

問診→症状や生活習慣などについて確認されます。
身体検査→腹部を触診して内臓の位置や大きさを調べます。
画像検査→X線検査やCT検査、MRI検査などが行われます。

内臓下垂の治療は、内臓下垂の程度や症状によって異なります。

軽度の内臓下垂:生活習慣の改善や体操などによる保存療法が行われます。
中等度以上の内臓下垂:手術によって内臓を元の位置に戻す治療が行われます。

何が原因?

内臓下垂の原因は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

加齢:加齢とともに、腹筋や靭帯が弱くなることが原因

加齢とともに、筋肉や骨、靭帯などの組織が衰えていきます。
腹筋や靭帯も例外ではなく、加齢とともに弱くなっていきます。
そのため、内臓を支える力が弱くなり、内臓下垂しやすくなります。

肥満:肥満によって腹圧が高くなることが原因

肥満によって腹圧が高くなることで、内臓にかかる負担が大きくなります。
内臓にかかる負担が大きくなることで、内臓が下垂しやすくなります。

慢性的な咳や便秘:慢性的な咳や便秘によって、内臓にかかる負担が大きくなることが原因

慢性的な咳や便秘によって、内臓にかかる負担が大きくなります。
内臓にかかる負担が大きくなることで、内臓が下垂しやすくなります。

その他にも内臓下垂の原因として、以下のようなものも挙げられます。

出産:出産によって骨盤や靭帯が緩むことが原因
手術:内臓の手術によって、内臓を支える組織が損傷することが原因
遺伝:家族内に内臓下垂の患者がいる場合は、遺伝的な要因が関与している可能性がある

改善方法

内臓下垂の改善方法

⚫︎生活習慣の改善
内臓下垂の原因となる生活習慣を改善することで、内臓下垂の改善につながります。

具体的には、以下のことに気をつけましょう。

適度な運動を心がける
適度な運動をすることで、腹筋や靭帯を鍛え、内臓を支える力を高めることができます。
ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動がおすすめです。

バランスの良い食事を心がける
バランスの良い食事をすることで、内臓の働きを正常に保つことができます。
食物繊維を多く含む食品や、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を含む食品を積極的に摂取しましょう。

便秘や下痢を予防する
便秘や下痢は、内臓に負担をかけてしまうため、内臓下垂の原因となります。
便秘や下痢を予防するために、水分を十分に摂取し、適度な運動を心がけましょう。

正しい姿勢を保つ
長時間同じ姿勢を続けることは、内臓に負担をかけてしまうため、内臓下垂の原因となります。
猫背や反り腰にならないように、正しい姿勢を保つようにしましょう。

⚫︎体操
内臓下垂の改善に効果的な体操としては、以下のようなものがあります。

腹筋運動
腹筋運動をすることで、腹筋を鍛え、内臓を支える力を高めることができます。

骨盤底筋群のトレーニング
骨盤底筋群は、骨盤内の臓器を支える筋肉です。
骨盤底筋群のトレーニングをすることで、骨盤内の臓器が下垂するのを防ぐことができます。

ストレッチ
ストレッチをすることで、筋肉の緊張をほぐし、内臓を支える力を高めることができます。

その他、内臓下垂の改善のために、以下のことにも気をつけましょう。

喫煙を控える
喫煙は、血行を悪化させ、内臓下垂の原因となります。

アルコールを控える
アルコールは、脱水症状を引き起こし、便秘の原因となります。

ストレスを溜めない
ストレスは、腸の働きを悪化させ、便秘の原因となります。

自分でできるセルフケアとしては、以下のようなものがあります。

腹筋運動
(1)仰向けになり、両手を頭の後ろで組みます。
(2)息を吸いながら、上体をゆっくりと起こします。
(3)息を吐きながら、元の位置に戻します。
(4)これを10回程度繰り返します。

骨盤底筋群のトレーニング
(1)排尿を我慢したときのような感覚で、骨盤底筋群を3秒間収縮します。
(2)その後、3秒間休ませ、これを10回程度繰り返します。

ストレッチ
(1)あおむけになり、両膝を曲げて、かかとを床につけます。
(2)両手を膝の上に置き、息を吸いながら、上半身をゆっくりと起こします。
(3)息を吐きながら、元の位置に戻します。これを10回程度繰り返します。

正しい姿勢を保つ
・立つときは、背筋を伸ばし、肩甲骨を寄せて、頭を天井に向けます。
・座るときは、背もたれにもたれかかるのではなく、腰を立てて座ります。

まとめ

内臓下垂は、早期発見・早期治療が大切です。

内臓下垂の症状が気になる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
医師の診察を受けることで、内臓下垂の程度や原因を正確に把握でき
適切な治療を受けることができます。

店舗情報

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