巻き肩の原因はここ！手のマッサージ

巻き肩を放置してしまうとどうなるのか

巻き肩とは肩甲骨が前に突き出ている状態の事で
この状態を放置すると、様々な健康上の問題や身体的な不快感が生じる可能性があります。

巻き肩を放置した場合の主な影響としては

(1)姿勢の悪化
巻き肩は通常、前傾姿勢を引き起こします。
これにより、首、背中、および腰に過度のストレスがかかり、姿勢の悪化が進行する可能性があります。

(2)肩の痛み
巻き肩により、肩の筋肉や関節に不必要な圧力がかかり、肩の痛みやこりが発生しやすくなります。

(3)呼吸困難
巻き肩が進行すると、胸部が狭まり、肺の容量が制限される可能性があり、これが呼吸困難を引き起こすこともあります。

(4)首の問題
巻き肩が進行すると、首の関節や筋肉にも負担がかかり、頭痛や首の痛みが生じやすくなります。

(5)骨盤の歪み
姿勢の悪化により、骨盤の位置も影響を受ける可能性があり、腰痛や骨盤の歪みが生じることがあります。

(6)スポーツパフォーマンスの低下
巻き肩はスポーツパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があり
パフォーマンスの低下や怪我のリスクが高まります。

(7)慢性的な状態の悪化
巻き肩を放置すると、慢性的な状態に悪化する可能性があり、治療がより難しくなることがあります。

巻き肩は放置せず、姿勢の改善、ストレッチ、筋力トレーニング、マッサージ、物理療法などの方法を使用して
肩の姿勢と機能を改善することが重要です。

巻き肩の原因は手？

巻き肩の原因は、主に複数の要因が組み合わさった結果として生じてきます。

手や腕の使い方は、巻き肩の原因の一部に関与する可能性がありますが、それだけで巻き肩を引き起こすわけではありません。

巻き肩は、通常、前傾姿勢に関連しています。
長時間のデスクワーク、スマートフォンやコンピュータの使用、または姿勢の悪い座り方が、巻き肩の原因となります。

また、背中や肩の筋肉と前方の胸部筋肉の不均衡が巻き肩を引き起こすことがあります。
前方の筋肉が過度に強く、背中や肩の筋肉が弱い場合、肩甲骨が前に突き出て巻き肩が生じる傾向があります。

さらに運動不足や筋力不足は、姿勢の維持や筋力のバランスを維持するのに影響を与え、巻き肩のリスクを高めることにつながってしまいます。

この他にも、長時間の座り仕事に従事することは、姿勢の悪化や筋力の低下に繋がりますし、ストレスや心理的な要因も、筋肉の緊張や姿勢の変化に関与します。

オススメのセルフマッサージ

巻き肩を改善するためにセルフマッサージを行うことはとても大切です。

〈肩と首のマッサージ〉
スタンディングまたは座って、軽くリラックスした状態で始めます。
片手を肩に置き、指を使って首の後ろから上に向かって揉みます。
首の付け根から始め、肩に向かって力を加えます。
もう一方の手を使って、同様の方法で反対の肩と首をマッサージします。
マッサージ中、痛みを感じる箇所に重点を置き、筋肉が緩むのを感じるまで揉んでください。

〈背中のストレッチとマッサージ〉
椅子に座り、腕を頭の上に伸ばし、両手を組んで背中を伸ばします。
肩甲骨の周りの筋肉に力を加え、指の腹を使って円を描くようにマッサージします。
マッサージの後、背中を軽く伸ばし、筋肉の緊張を解放します。

〈胸部のストレッチ〉
立った状態で、両手を胸の前で組みます。
肩甲骨を引き寄せ、胸部を開いてストレッチします。
このポーズを数秒間維持し、深呼吸を行います。
この動作を数回繰り返してください。

〈ラテラルスキャプラ伸展〉
立った状態で、片手を後ろに伸ばし、もう一方の手で手首を掴んで引っ張ります。
肩の後ろに手を引っ張ることで、ラテラルスキャプラ(肩甲骨の周りの筋肉)を伸ばします。
両側で行動し、数回繰り返します。

これらのセルフマッサージテクニックを定期的に行うことで
肩の筋肉の緊張を緩和し、巻き肩を改善するのに役立ちます。

まとめ

手や腕の使い方が巻き肩の原因に影響を与えることもありますが、それは一般的に他の要因と結びついており
巻き肩の治療や予防には、姿勢の改善、ストレッチ、筋力トレーニング、リラクゼーション技術、そして必要に応じて専門家の助けを受けることをおすすめします。

個別の症状や要因に応じて適切なアプローチを採ることが大切です。

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